住宅ローンの金利が過去最低水準ですが
住宅ローンは長期プライムレートや短期プライムレートに連動する
商品だったのですが、現在は自由化になっています。
簡単に言うと、銀行が調達してくる金利+利ザヤということになりますね。
現在はこの利ザヤを大幅に削って、優遇金利なるものが
珍しくありません。
店頭金利マイナス●%といった具合です。
消費税の増税を見据えて、各銀行が優遇金利ワクを増やすなどして
貸し出しに積極的になっています。
実は金利優遇制度が始まったのは約10年ほど前です。
法人の設備投資に関する融資が増えない中、
貸し出しノルマを達成できない銀行が
個人の住宅ローンに力を入れ始めたのです。
結果、大好評であっという間に、主要銀行に広まりました。
さて、私は任意売却の仕事を数多く手がけていますが
住宅購入から5年から10年程度で、返済不能になるケースが
非常に多いことを肌で感じています。
不良債権が増えるとどうなるのか?
まずは、貸し出し審査が厳しくなりますよね。
そして、適正な利益の確保にシフトされます。
適正な利益とは何か?
金利のディスカウントをやめることです。
現在は銀行金利はディスカウント合戦ですが
時間の問題でしょう。
そう言った意味では、買い時とも言えますが
将来の金利上昇を十分検討した上でご購入下さい。
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