不動産投資レバレッジという言葉

投資用の不動産を扱う会社が良く使う言葉で
「レバレッジ」というものがあります。

直訳すると、テコ。

てこの原理のてこです。

小さな力で大きなものを動かせるというところから
来た言葉で、不動産投資の場合は
小さなお金で大きな不動産を購入という意味です。

本来5000万円の不動産投資なら5000万円の現金が必要です。

しかし、500万円の自己資金と4500万円の借り入れをすることにより
投資効果が高まるというセールストークを用います。

5000万円全額投入すれば、10件の物件が購入でき
投資総額は5億円ということになります。

元の5000万円だけで不動産投資をすれせいぜい
年商500万円程度ですが、レバレッジを効かせれば
年商5000万円となり魅力的な話に見えてしまいます。

しかし、レバレッジを効かせるということは
逆に言えばリスクにもレバレッジが効いてしまいます。

金利上昇や空室率の上昇、修繕費の上昇など
マイナス要因も沢山あるのです。

不動産投資会社は、
多くの手持ち金で小額な不動産を売ると儲からないので
少ない手持ち資金でなるべく高額な不動産を売ろうとしています。

そうしないと儲からないからです。

金持ち大家さんならぬ、破産大家さんにならないように
気をつけましょう。

このままでは破産大家さんになりかねない!という方は
無料相談がありますので、ご利用になってみてはいかがでしょうか?

この記事を書いた専門家

宅地建物取引士杉山善昭
宅地建物取引士杉山善昭高難易度不動産の専門家
(有)ライフステージ代表取締役
「不動産ワクチンいまなぜ必要か?」著者、FMさがみ不動産相談所コメンテーター、TBSひるおび出演、
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