壊れたオートロック。直す気はあるのか?


壊れたオートロック。直す気はあるのか?

一週間ほどになりますが、オートロック付きで家賃が安いので契約したのですが、オートロックが故障しているらしく開けっ放し、放置状態です。

試したのですが、閉まっていてもちゃんと開くので壊れてないじゃんと思っていても次の日にはまた開いている状態。
何の為のオートロックなんでしょう。

セキュリティーがないのと一緒ですし、何かあったら対策があるのでしょうか?
結局いつ直るかすら書いてなく不安の毎日です。

こんな状態がいつまで続くのかと思うともう引越しするしかないし、セキュリティーがない分なぜ同じ賃料を、払わないといけないのか、今はせっかく治った病気もそのお陰でまた再発です。
毎日不安でしょうがないです。

次回引越しする時はもうこの管理会社は使いたくないです。
最悪です。

●●町辺りは外国人も多いので不安になります。だからオートロック付きを探したのですが、せめて何日まで我慢して下さいぐらい書いてほしいです。

直すべき人に要求する必要があります

こんにちは、宅建士の齋藤剛です。

早速ですが、回答致します。

~前提~
お調べした所、ご相談のマンションは分譲マンションですね。
つまり1戸毎に所有者、専有部分の管理会社が存在し、共有部分は全戸共通の管理会社が存在する事と思います。

*専有部分と共有部分の管理会社が同じ場合も有ります。
各部分の管理責任者は、賃貸借契約書や重要事項説明書及び紛争防止条例に基づく説明書を御参照下さい。

そして、
ご相談者様は仲介業者を通して、今回の賃貸借契約を締結していると推測しての回答を致します。

整理すると、
・ご依頼者様→賃借人及び借主
・仲介業者→物件の案内や契約の手解きを行った不動産業者
・専有部分の管理会社→賃貸借契約書を作成、専有部分の管理
・共有部分の管理会社→管理組合の補助、エントランス、廊下、階段、エレベーター等の管理
・所有者→物件の所有者です(貸主の場合も兼用している場合も有ります)

~回答~
経過によってアドバイスの内容が異なりますので、
こちらを基に当てはめて下さい。

「見学時に故障を認識しており、具体的な修理の提示がないまま契約締結した場合」
→ご依頼者様は納得の上という見解となります。
 専有、共有部分の管理会社へ問合せ及び催促を行って下さい。

「見学時に故障を発見し、仲介業者へからの回答も修理する前提であった」
「仲介業者がご依頼者様に説明をしておらず、ご依頼者様は知らなかった」
「ご依頼者様が希望しているにも関わらず、仲介業者が故障を説明しなかった」
→仲介業者への責任が発生する可能性が有ります。
 仲介業者、管理会社へ相談し、先方の意向を踏まえながら慎重に進めていく必要が有ります。

「見学時に故障を認識しており、修理する前提があった為に契約をしたが、中々修理に至らない」
→修理する前提がある旨を表示した該当者と共有部分の管理会社へ問合せ、催促をする必要が有ります。

以上です。

~捕捉~
*分譲マンションなので、入居者ではなく所有者が対応する必要があるマンションも有ります。
仲介業者又は専有部分の管理会社へ確認して下さい。

*管理組合の方針で、修理しない場合も有ります。

*修理される場合の流れは、
管理組合の議決で承認→施工着手となります。
管理組合の会合がいつであるか?も施工日程に反映されます。