都市計画道路の予定がある不動産の特徴

都市計画道路という道路があります。

これは、現時点では道路でない土地を将来的に道路にしようという計画の道路です。
従って、計画通りに道路になれば、その土地の所有権を失うことになります。

もちろん、金銭的補償を受けることはできます。

今回は、この都市計画道路のメリット、デメリットについて考えていきましょう。

もしあなたが購入を検討している不動産に都市計画道路があったら・・・という視点で考えていきますね。

メリット
もしその建物が、都市計画道路の敷地内で立ち退きを余儀なくされた場合、代替え地として一般の人が建築することができない「市街化調整区域」の土地に建築をすることができます。
市街化調整区域は、原則建築物の建築が禁止されている地域ですから、土地の値段は安いです。
結果、代替え地の前の土地の広さよりも広い土地が手に入る可能性があります。
計画道路の土地を購入する最大のメリットと言っても良いでしょう。

その他のメリットは
●購入時よりも地価が上昇する場合、利益が得られ、譲渡所得に対して特別な税特典を受けることができる
●道路ができることにより、店舗用地として利用ができる場合、市場価値が上昇する
などが挙げられます。

では次に、デメリットについて考えていきましょう。
●都市計画道路の位置が、変わる可能性がある。
●何年先に道路ができるか分からない
●土地の一部だけが道路にかかり場合、残った土地の市場価値が低下する可能性がある。
●土地の一部だけが道路にかかり立ち退きにならない場合、道路ができることにより交通量が増えて、排気ガス、騒音が発生し、住環境が悪化する。
●引越しをしなければいけなく煩わしい。
●一定規模未満の建物しか建てられない
●購入した金額と、補償される金額がイコールとは限らず、赤字になる可能性がある。
最後に挙げた点は、都市計画道路にかかる土地を購入する最大のリスクなります。

都市計画道路は計画が決定してから40年も経過してようやく工事が始まった。ということも珍しいことではありません。
購入するときは、メリットデメリットをよく考えて購入しましょう。

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