中古戸建ての建物チェック、検査
これから住宅を購入しようとしているけれど、予算の関係で新築は無理。
でも、中古は建物がちゃんとしているか心配。。。
こんなお悩みをおもちではありませんか?
世に出回っている中古住宅の大半は、一般人が売主の物件です。
この場合、建物の保証は付いているものの「シロアリ」「給排水」「雨漏り」「主要な部位の木部の腐食」のみです。
不動産は大きな買い物にもかかわらず、何だかバランスが取れていないような気がしませんか?
もし、引っ越した後に何か重大な問題が見つかったとしたら・・・
最悪、裁判沙汰になるかもしれません。
出来れば、イヤ、絶対に避けたいですよね?
「そんなの不動産屋に任せておけば大丈夫」と思っている方。
その意識は非常に危険です。
不動産屋さんは建物のプロではありません
「不動産業者は土地、建物のプロ。」というイメージがあるかもしれませんが、残念ながら違うのです。
不動産の資格というと、宅建が有名ですね。正式には宅地建物の取引主任者。
土地と建物の取引の専門家という事になりますが、そもそもその宅建試験に、建物の欠陥についての出題はされません。
つまり、不動産屋にさんは建物の欠陥、不具合を見つけるスキルを持っていないのです。
そのため、判例等でも不動産業者は「通常の注意をもって発見できるもの」に限定して調査責任があるとされています。
不動産会社に建物調査義務はありません
通常の注意をもって発見できるものしか、不動産会社の責任はありませんから当然、建物についての調査義務はありません。
具体的に言うと、天井に雨漏れの跡があれば、注意する必要がありますが、部屋から見えなければ、天井裏で雨漏れがあっても不動産屋に責任はありません。
そう聞くと、ゾッとするのではないでしょうか?
「自分の身は、自分で守る」ことこそが最大の防御策です。
では、一から建物の勉強をして・・・
ご自身で勉強することは素晴らしいですが、非常に長い年月と努力が必要です。
現実的ではありませんよね。
そこで、建物診断の専門家に依頼するという方法があります。
何処まで検査するかによって、検査費用が変わりますので先ずはご心配な点をご相談くださいね。建物に関するあなたの不安、解消します。
※写真はイメージです。本文とは関係ありません。