住宅エコポイントが復活

不動産コンサルタントの杉山 善昭です

住宅エコポイントが復活しそうですね。
住宅エコポイントとは地球温暖化対策の一環で、エコロジーな
住宅の新築やリフォームをした際に一定のポイントを発行し
様々な商品と交換できる制度です。

平成22年3月8日から始まったエコポイント制度ですが
予想をはるかに上回る申請があり、今年の7月31日で終了してしまいました。

様々な産業を活性化させる効果のある、住宅産業にテコ入れをするために
復活を望む声が多かった制度です。

この一旦終了してしまった住宅エコポイントですが
第三次補正予算が成立すれば、新築住宅は10月21日着工分
リフォーム工事は11月21日着工分までさかのぼって適用が始まります。

新築は15万ポイントが上限ですが、被災地は倍の30万ポイント
リフォームはガラスの交換の2000ポイントから
耐震改修の15万ポイントまで細かく分かれており
全体で30万ポイントが上限です。

これを見ると、政府は新築の促進というより
既存住宅の改修に力を入れていることが分かります。

今年3月11日に発生した東日本大地震の影響もあり
耐震性に欠ける住宅を改修したいという意図も見えますね。

但し、読売新聞の記事によれば、今回の予算規模は
1446億円で旧制度の額(2442億円)の6割程度なる見通しとの事。

住宅エコポイントの還付は申し込み順となっていて
申込みを受付けても予算が無くなった場合、申請者はエコポイントを
受け取ることができません。

「その内我が家も手直しを」と考えているなら早めのほうが良いかもしれません。

この記事を書いた専門家

宅地建物取引士杉山善昭
宅地建物取引士杉山善昭高難易度不動産の専門家
(有)ライフステージ代表取締役
「不動産ワクチンいまなぜ必要か?」著者、FMさがみ不動産相談所コメンテーター、TBSひるおび出演、
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