ローン支払困難になって不動産の名義変更

ラーメンが大好きな杉山です。
毎日ラーメンを食べたいくらいですが、塩分が多いので
我慢しています。禁煙よりツライです(笑)

一般社団法人不動産相談協会のホームページを
ご覧いただいてありがとうございます。

こんな相談を受けたので、シュアしましょう。

住宅ローンの支払が苦しくなってきたので、対策を考えている。
家を取られるのは困るので、家の名義を知り合いに移したい。
どうすればよいか?
というものです。

結果から書きますが、『無駄』です。

どういうことか説明しましょう。

住宅ローン返済中に、家の名義を第三者に移すこと自体は可能です。
銀行の承諾も取る必要はありません。

なぜ、銀行の承諾を取らなくても問題ないのか?
家の名義が誰になろうが、銀行はまったく困らないのです。

銀行は家に抵当権(ていとうけん)という権利をつけています。
抵当権とは、簡単に説明すると将来返済が滞ったときに
強制的に家を売りますという権利です。

この時に、家の持ち主が誰であろうが銀行は家を強制的に
売却することができます。

強制的にと書きましたが、銀行がやってきて無理やり
ハンコを押せと迫るわけではありません(笑)

裁判所に願い出て、競売(けいばい)という手続きで
強制的に売却するのです。

つまり、家の名義を変えたとしても返済を免れることは
できず、強制的に家を取られてしまうのです。

家の名義変更料が無駄になるだけなのです。
住宅ローンが払えない場合のご相談は当協会でも行っております。
相談無料ですので、下記フォームからお気軽にご相談下さい。

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この記事を書いた専門家

宅地建物取引士杉山善昭
宅地建物取引士杉山善昭高難易度不動産の専門家
(有)ライフステージ代表取締役
「不動産ワクチンいまなぜ必要か?」著者、FMさがみ不動産相談所コメンテーター、TBSひるおび出演、
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