土地家屋調査士 佐藤 宏先生のインタビューページ

主要業務を教えてください


不動産会社さんからのご依頼で個人住宅の測量や相続した土地の分筆(土地を分ける登記)が多いです。
その他、不動産調査も行っています。

不動産調査は不動産の権利、公法制限といった調査も含めた主に「土地」の調査が中心で、例えばその土地に建物が建てられるか?という土地そのものに問題がないかを調査し、報告する業務となります。

通常不動産調査は5万円から10万円程度の報酬と交通費、調査実費を要しますが、当事務所では比較的遠方(事務所は横浜市南区)でも交通費込み5万円~とリーズナブルな料金で承っております。

現在に至るまでの経緯を簡単に教えてください

実は異色の経歴で、元は某大手自動車メーカーのメカニックをしておりました。
その後、自動車買取専門会社に転職し上場直前で退職しました。

調査士業界へのきっかけは東京に土地家屋調査士の知人がおり、土地の測量の奥深さなどの話を聞くうちに、興味を持つようになったことでした。

自動車の整備も細かくて根気の要る仕事ですが、土地の測量、調査もそれ以上に根気が要る仕事で、特に各種資料を精査し、境界の位置を予想し実際に掘ってみるという「隣地との境界」を探す作業などは自動車整備に少し似ているかもしれません(笑)

業務への熱い思いをお聞かせ下さい

土地の境界杭の設置や測量といった業務は隣地との利害関係が相対することがよくあり、時間がかかることが多いのですが、依頼者としては少しでも早く仕事が完了する事を願っていると思います。

正確な測量をすることは、土地家屋調査士業務としては当たり前ですが、当事務所では、『スピード』を最も重視しています。

一時間でも早く依頼者に成果報告をお届けできるように、例えば昼間行うことが当たり前の、境界杭の設置を夜間に行うことも
ありますし、隣地所有者の立会印を夜間にいただきに行くことも珍しくありません。

こんなご相談喜んで!というものはありますか?

売買する不動産の地積測量図を作成することが多いと思いますが、売却確定前に本格的な測量をするのは、なかなか大変なようです。
しかし、目安となる面積が分からないと販売活動も進みにくいのが現状です。

そこで当事務所では「境界探し→仮図の作成→実測」という流れで業務を行っていますので、販売前の不動産の測量についてもお気軽にご相談いただければと思います。

話しは変わりますが、地方にあるご実家や別荘などでお悩みになっている方も多いと思います。
自分は忙しくて行く事が出来ないという方の為に、地方の土地の調査業務を積極的に行っております。

今後の事業展開についてお聞かせ下さい

相続対策というと直ぐに「税理士」を思い出す方が多いと思いますが土地家屋調査士だからできる相続税対策と遺産相続対策があります。

相続税を少しでも減らしたいというお悩みや、自分が亡くなった後相続人が揉めないように遺産を分けられるように準備しておきたいという方はどうぞお気軽にご相談いただければと思います。